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コラム

COLUMN
2023.01.02

建設業許可申請に係る費用と行政書士報酬

建設業者が500万円以上の工事を請負うために必要となる建設業許可ですが、その取得にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

この記事では、建設業許可申請に係る費用について解説していきたいと思います。

建設業許可新規申請について

建設業許可を新規で取得する場合、以下の法定費用がかかります。

都道府県知事許可 9万円
国土交通大臣許可 15万円

上記は法定費用なので、知事許可の場合、都道府県ごとに金額の違いはなく一律9万円とされています。

また、一般建設業許可と特定建設業許可でも費用に差はありませんが、一般建設業許可と特定建設業許可を別々に申請する場合は2倍の費用が必要となります。

【例①】東京都知事の特定(建築)建設業許可申請:9万円

【例②】埼玉県知事の一般(大工)建設業許可申請:9万円

【例③】千葉県知事の特定(建築)と一般(建築)建設業許可申請:18万円

一般と特定の違いや、知事許可と大臣許可の違いについて知りたい方は以下のリンクから解説ページをご確認ください。

一般許可と特定許可の違いについて

知事許可と大臣許可の違いについて

その他必要となる実費について

上記法定費用の他、申請書類に添付が必要な各種証明書類の取得費用についても確認しておきましょう。

具体的には以下のような証明書類が必要となります。

登記事項証明書 600円
納税証明書 400円
身分証明書 200円~400円程
登記されていないことの証明書 300円

登記事項証明書は、法人申請の場合、また、法人での経験を証明する場合に必要となります。

身分証明書と登記されていないことの証明書については、法人の場合、取締役の人数分だけ必要となります。

このように、証明書類取得の実費については申請者の事情により異なりますが、取締役の人数がよほど多い場合でない限り5,000円以内には収まることが多いです。

建設業許可の維持に係る費用

続いて、建設業許可を取得した後の、許可を維持するために必要な費用について確認しておきましょう。

建設業許可を維持するには、最低限以下の2つの手続きが必要となります。

  • 1年に一度の決算変更届
  • 5年に一度の更新申請

決算変更届に係る費用

決算変更届は、毎年、決算終了後4ヶ月以内に提出することが義務とされています。

届出時に行政機関に対して支払う費用はありませんが、納税証明書を1通添付する必要があるので実費として400円がかかります。

更新申請に係る費用

建設業許可の有効期間は5年なので、許可を維持する場合は、その満了前に必ず更新申請を行う必要があります。

この更新申請には法定費用があり、国土交通大臣許可、都道府県知事許可いずれも5万円と定められています。

また、新規申請と同様に多くの証明書類を添付する必要があるので、その実費額も発生します。

一般許可と特定許可を受けている場合

「建築工事業は特定建設業」「大工工事業は一般建設業」といったように特定と一般の両方を更新する場合、新規申請同様、その費用は2件分となりますので、5万円+5万円=10万円となります。

業種を追加する場合は?

建設業許可の業種を追加する場合、やはり法定費用として5万円がかかります。

この法定費用も、国土交通大臣許可、都道府県知事許可で差はありません。

行政書士に手続きを依頼する場合

建設業許可申請を依頼する専門家は行政書士です。

行政書士に依頼する場合、これまでに説明した法定費用や実費の他、行政書士の報酬が発生することになります。

建設業許可新規申請に関する報酬の相場は幅が広く、10万円~35万円程の報酬になることが多いようですが、建設業者の規模、申請の難易度、実務経験証明の必要性、営業所の数等さまざまな要因により金額が設定されます。

建設業許可は、許可が無事に下りるかがとても重要であるため、申請実績、スピード、担当行政書士の対応などを踏まえて検討すると良いでしょう。

建設業許可は行政書士に任せるべき?

建設業許可の新規取得、維持、更新を建設業者自身で行うこともできますが、その手間や労力を考えると間違いなく大変な手続きです。

また、書類の不備などにより審査の結果、受付されなかったというケースも非常に多いです。

事業に係る経費を抑えるのは経営判断として重要ですが、建設業許可に関しては、許可を確実に取得すること、そして許可を継続させることが最も重要です。

当社は建設業許可に特化した専門事務所であり、許可の新規取得だけでなく許可の維持に関しても多くの建設業者様からご依頼いただいております。

建設業許可に関するご相談は、是非行政書士法人ストレートへお問い合わせください。

建設業専門の行政書士事務所

行政書士法人ストレートは、建設業者サポートに特化した事務所です。

建設業許可申請・経営事項審査・工事入札参加は、相談する行政書士によってその結果が異なることが多くあります。

個人事業~上場企業まで、年間300件以上の手続き実績がある行政書士が対応いたしますので、是非、初回無料相談をご利用ください。

セカンドオピニオンも大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

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行政書士法人ストレート
行政書士 大槻 卓也
執筆者

建設業特化の行政書士法人ストレートの代表行政書士。年間申請数は300件を超える。建設業者のみならず行政書士、他士業からも多くの相談を受けるプロが認める専門家。誠実、迅速な対応で建設業者の発展に貢献します。

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お客様の声

  • VOICE.01
    株式会社電商ネット様

    エアコン工事がメインなので管工事業の建設業許可を実務経験10年の証明により取得してもらいました。最初の要件診断や必要書類等の説明が非常にスムーズで、すぐに信頼できるなと感じました。ホームページからの出会いですが、行政書士法人ストレートに依頼して本当に良かったです。

  • VOICE.02
    株式会社ファースト様

    はじめはネットで検索して依頼しました。経営事項審査申請、入札参加資格申請、建設業許可の維持管理まで継続的にお願いしています。案内がとてもわかりやすく丁寧で、各手続きが期限内に遂行されるので安心してお任せできます。建設業専門の事務所に相談できて心強いです。

  • VOICE.03
    株式会社ルーク様

    土建組合から「建設業許可に強い事務所」ということで行政書士法人ストレートを紹介していただきました。初回相談のときから「建設業許可を本当に多くこなしているな」という印象があり、用意する資料の案内もわかりやすく、スムーズに許可がとれそうという安心感がありました。建設業許可が本気でほしいなら、迷わず行政書士法人ストレートに電話してみてください。

  • VOICE.04
    株式会社啓様

    許可取得までがあっという間で助かりました。実務経験証明での申請は難しいと聞いていたので、許可を取得することができて嬉しいです。これで特定技能や技能実習生の雇用も進めることができます。許可の維持管理もすべて行政書士法人ストレートにお任せしたいと思います。

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当社は、建設業関連業務に特化している行政書士法人です。東京都、神奈川県、埼玉県を中心に建設業許可に関する手続きを年間300件以上代行しており、難易度の高い申請の実績も豊富です。

他の行政書士には許可をとれないと言われた事業者様の建設業許可を、問題なくスムーズに取得できるケースも非常に多いです。行政書士の業務は多岐にわたるので、建設業許可に詳しくない事務所も当然あります。

「近所だから」「安いから」という理由だけで依頼する行政書士を選ぶと、許可取得までに時間がかかったり、許可を取得できないということも考えられます。特殊な法律やルールの多い建設業に関する手続きは、専門の行政書士にご相談いただけることを願います。