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コラム

COLUMN
2023.04.10

【CCUSとは】建設キャリアアップシステムの登録について

建設キャリアアップシステム(CCUS)とは、国土交通省が推進する技能者の処遇の改善や技能の研鑽を図る仕組みのことで、技能者の資格・社会保険加入状況・現場の就業履歴等を業界横断的に登録・蓄積し、適正な評価と業務負担軽減に役立てられます。

国交省は、2023年度からのあらゆる工事における建設キャリアアップシステム(CCUS)の活用への完全移行に向けて、「建設キャリアアップシステム普及・活用に向けた官民施策パッケージ 」を打ち出しています。

現在はまだ登録の義務化はされていませんが、近いうちに義務化されることが予想されるため、早いうちにCCUSの登録を検討し、導入体制づくりをすることをおすすめします。

この記事では、

  • 建設キャリアアップシステムとは何か
  • CCUSのメリット・デメリット
  • 運用の仕方
  • 近いうちに予想される義務化

について、日野市・八王子市・立川市で相続手続き・遺言作成サポートをしている行政書士法人ストレートが解説します。

※当社は登録機関ではありませんので、「カードが届かない」「支払いについて」「その他登録機関への質問」については一切対応できません。お問い合わせはご遠慮ください。

建設キャリアアップシステムとは?

建設キャリアアップシステムは、国土交通省が推進する技能者の処遇の改善や技能の研鑽を図る仕組みのことです。

建設業界の技能者の資格情報と就業履歴をデータとして蓄積し、技能者一人ひとりの技術能⼒を統一のルールで評価することを実現するシステムを官民一体で構築しているもので、「CCUS」と略されるものです。

建設キャリアアップシステムの目的

建設キャリアアップシステムには、日本の就業人口の減少や、建設業界の人材不足を解消をするという目的があります。

建設業界は、個人の管理能力や技能に応じた能力が適切に評価された賃金体系になっていないと考えられていることから、日本にとって極めて重要である建設業界で働く若い人材を増やすためにも、「建設業が魅力的な職業である」ことを示すため、このような仕組み化が求められました。

①技能者のキャリアを見える化

技能者が適切な処遇を受けることができるよう、ひとりひとりの保有資格や就業履歴等を登録し、個人カードに蓄積していくことで、技能者のスキルやキャリアが一律評価されるシステムとされています。

②将来の技能者確保

若い世代に、「建設業は魅力的な職業」と認識してもらえるよう、技能者個人のスキルアップが処遇向上につながる環境を整備することにより技能者の能力を格付けし、客観的に評価できる基準の構築を目指しています。

③事業者の業務負担軽減

工事現場で技能者の資格保有状況や社会保険加入状況を簡単に確認できるなど、現場管理の効率化を目指しています。

建設キャリアアップシステムのメリット・デメリット

建設キャリアアップシステムは建設業者と技能者の双方にメリットがあり、その導入によって現場管理の効率化や処遇の改善の機会が広がります。

一方、登録料の負担や登録・操作に手間が掛かるというデメリットもあります。

建設業者・技能者それぞれのメリット・デメリットについて紹介しましょう。

建設キャリアアップシステムのメリット

建設業者側、技能者側にとってのメリットを紹介していきましょう。

建設業者のメリット

  • 経営事項審査で加点対象となる
  • 業務負担の軽減(社会保険加入状況等の確認の効率化、書類作成の簡素化・効率化、建設業退職金共済制度関係事務の効率化など)
  • CCUS対応現場としてアピールできる

技能者のメリット

  • 建設技能者のレベルに応じた賃金・処遇を受けやすくなる
  • 技能や経験の確認や照明の簡易化
  • 建退共証紙の貼り付け状況の確認

建設キャリアアップシステムのデメリット

主に建設業者にとってのデメリットとなりますが、建設キャリアアップシステムの登録は有料で、登録にかかる費用・手間の負担が大きいことが挙げられます。

建設キャリアアップシステムWebサイトによれば、技能者登録料は2,500円~4,900円、事業者登録料は規模に応じて6,000円~2,400,000円となります。

登録料以外にも毎年支払う管理者ID利用料(1ID:11,400円)、現場利用料(1人日・現場あたり10円)を負担する必要があります。

また、登録方法や操作が難しくマニュアルも膨大なため、習熟にも手間が掛かるでしょう。

建設キャリアアップシステムの運用の仕方

建設キャリアアップシステムの利用には、建設業者と技能者の両者が情報登録をしてIDを取得する必要があります。技能者は登録が完了すると、「建設キャリアアップカード」が発行されます。

組織情報登録等の事前準備が完了したら、現場ごとに現場・契約情報・施工体制・作業員名簿等の登録を行い、現場で運用しましょう。

現場では、元請業者がインターネット環境・パソコン等・カードリーダーを設置し、技能者がキャリアアップカードをカードリーダーにタッチすることで、就業履歴が蓄積されていきます。

建設キャリアアップシステムの利用に必要なもの

  • 事業者ID、技能者ID(建設キャリアアップカード)
  • 現場運用マニュアル
  • 建レコ(就業履歴登録アプリ
  • カードリーダー
  • Windows PCまたはiPad、iPhone

これから建設キャリアアップシステム登録の義務化が予想される

外国人を雇用している場合を除き、建設キャリアアップシステム(CCUS)の導入は義務化されていませんが、国交省は2023年度からのあらゆる工事におけるCCUS活用への完全移行に向けて、「建設キャリアアップシステム普及・活用に向けた官民施策パッケージ (国土交通省HP)」を打ち出しています。

このことから、近い将来登録が義務化されることが予想されるため、早いうちからCCUSの導入を検討するのが良いと言えるでしょう。

CCUSの登録はお任せください

建設キャリアアップシステム登録(CCUS)の申請代行は、建設業専門のストレート行政書士事務所にお任せください。

  • 建設キャリアアップシステムの登録をしないと現場に入れない
  • 協力会社等の登録もまとめて任せれる行政書士を探している
  • 自分で登録方法を調べたり作業をする時間がない
  • 1日でも早い登録が必要で最短ルートを探している
  • 技能者数が多くて自社で進めるのが困難
  • パソコン操作が苦手で登録申請のやり方がわからない

上記のようなことでお悩みの方に多くご利用いただいております。

行政書士がCCUS登録をスピード申請

お客様には、当事務所がエクセルで作成したヒアリングシートに回答をご入力のうえ、必要資料とあわせてメールにてご送付いただくだけで、建設キャリアアップシステムへの登録が完了します。

もちろん、お客様のご要望に応じて、メール以外の方法による進行も可能です。

最速かつ正確に建設キャリアアップシステムの登録を進めたい方からのお問い合わせをお待ちしております。

当事務所の特徴は全国対応の登録申請サービス

事務所は東京にありますが、エリアに制限なく全国対応で建設キャリアアップシステムの登録申請を承っております。

お客様が行政書士事務所へ訪問したいという事情がない限り、遠方の事務所に依頼するデメリットはありませんのでご安心ください。

①圧倒的なスピード対応

建設キャリアアップシステムのご相談増加に伴い、専門の行政書士及びスタッフを配置しており、急な登録申請代行にもしっかり対応できる体制を整えています。

②安心価格の実現

業務を建設業関連業務に絞ることにより実現した業務の効率化、内部コストのカットにより、スピード申請でありながら、お客様に安心してご利用いただける料金体系で建設キャリアアップシステムの登録を代行しています。

③建設業関連手続きの経験が豊富

建設業許可、経営事項審査、入札参加を中心に、建設業関連手続きを年間200件以上取扱っており、建設キャリアアップシステム以外についても安心してご相談いただけます。

個人事業主から上場企業まで幅広いお客様のサポートをしているので、あらゆる規模のご相談にも対応可能です。

登録代行の料金

建設キャリアアップシステム登録の流れ

ストレート行政書士事務所の建設キャリアアップシステム申請代行サービスは、お客様の負担を最小限に抑えることを意識し、登録までスムーズに進めていきます。

STEP
1
お問い合わせ
まずはお電話またはメールにてお問い合わせください。お電話の場合は『ホームページを見た』とお伝えいただけるとスムーズです。正確な見積りのため、お客様の資本金額や技能者の人数等をヒアリングさせていただきます。
STEP
2
見積り提示
建設キャリアアップシステム登録申請代行の見積書をメールにて送付いたしますのでご確認、ご検討をお願いいたします。
STEP
3
注文・契約
見積金額をご了承いただけましたら、注文書へご捺印のうえ当事務所までメール、FAX、ご郵送のいずれかでご送付ください。
STEP
4
具体的な案内
当事務所からメールで送付するExcelヒアリングシートへご入力のうえご返送ください。その他の必要資料についてもわかりやすくご案内いたします。
STEP
5
事業者登録
ヒアリングシートへのご回答及びご用意いただいた資料をもとに事業者登録をストレート行政書士事務所が代行します。
STEP
6
技能者登録
事業者登録完了の後、技能者一人ひとりの登録をストレート行政書士事務所が代行で進めます。
 

建設業専門の行政書士事務所

行政書士法人ストレートは、建設業者サポートに特化した事務所です。

建設業許可申請・経営事項審査・工事入札参加は、相談する行政書士によってその結果が異なることが多くあります。

個人事業~上場企業まで、年間300件以上の手続き実績がある行政書士が対応いたしますので、是非、初回無料相談をご利用ください。

セカンドオピニオンも大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

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行政書士 大槻 卓也
執筆者

建設業特化の行政書士法人ストレートの代表行政書士。年間申請数は300件を超える。建設業者のみならず行政書士、他士業からも多くの相談を受けるプロが認める専門家。誠実、迅速な対応で建設業者の発展に貢献します。

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お客様の声

  • VOICE.01
    株式会社電商ネット様

    エアコン工事がメインなので管工事業の建設業許可を実務経験10年の証明により取得してもらいました。最初の要件診断や必要書類等の説明が非常にスムーズで、すぐに信頼できるなと感じました。ホームページからの出会いですが、行政書士法人ストレートに依頼して本当に良かったです。

  • VOICE.02
    株式会社ファースト様

    はじめはネットで検索して依頼しました。経営事項審査申請、入札参加資格申請、建設業許可の維持管理まで継続的にお願いしています。案内がとてもわかりやすく丁寧で、各手続きが期限内に遂行されるので安心してお任せできます。建設業専門の事務所に相談できて心強いです。

  • VOICE.03
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    土建組合から「建設業許可に強い事務所」ということで行政書士法人ストレートを紹介していただきました。初回相談のときから「建設業許可を本当に多くこなしているな」という印象があり、用意する資料の案内もわかりやすく、スムーズに許可がとれそうという安心感がありました。建設業許可が本気でほしいなら、迷わず行政書士法人ストレートに電話してみてください。

  • VOICE.04
    株式会社啓様

    許可取得までがあっという間で助かりました。実務経験証明での申請は難しいと聞いていたので、許可を取得することができて嬉しいです。これで特定技能や技能実習生の雇用も進めることができます。許可の維持管理もすべて行政書士法人ストレートにお任せしたいと思います。

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当社は、建設業関連業務に特化している行政書士法人です。東京都、神奈川県、埼玉県を中心に建設業許可に関する手続きを年間300件以上代行しており、難易度の高い申請の実績も豊富です。

他の行政書士には許可をとれないと言われた事業者様の建設業許可を、問題なくスムーズに取得できるケースも非常に多いです。行政書士の業務は多岐にわたるので、建設業許可に詳しくない事務所も当然あります。

「近所だから」「安いから」という理由だけで依頼する行政書士を選ぶと、許可取得までに時間がかかったり、許可を取得できないということも考えられます。特殊な法律やルールの多い建設業に関する手続きは、専門の行政書士にご相談いただけることを願います。